手がかかるほど可愛い?
2013年 11月 01日
今日は、マレーシアで日本人向けに不動産を販売している某日系エージェントを訪ねてきました。
個人的に興味がある物件もあったし、今まで広告は目にするものの関わったことのなかったこの手の会社とはどんなところか、見てみたい気持ちもありました。
押しが強いかも!と覚悟して行きましたが、対応してくださったのは拍子抜けするくらいソフトな方で、いろいろお話が聞けて有意義でした。
聞くところによると、主人と年齢バックグラウンドも似通っていて、何となく意思疎通ができたのかもしれません。楽しい時間を過ごすことができました。
私達は既に、中古のコンドミニアムを所有していることを話したからかも知れませんが、マレーシアのコンドミニアムは、新築であっても、躯体が日本と比較すると劣っていること、内装はお金をかければ豪華にできる部分もあるけれど、配管や塗装、立てつけ等はマレーシアでの億ションであっても、瑕疵が続々と見つかり、住んでもしばらくは大変なことなどをお話ししてくれました。
自分たちは既に知っていた事ではありましたが、正直に言っていただき、好感度がアップしましたよ。
確かに、比較的新しいコンドでも、建物の中に入ると工事業者がいつもいるというイメージ。
先日、完成したばかりのレジデンスタイプのホテルに泊まりましたが(分譲タイプもあり、日本人も多く住んでいます)、あれれ?と思う箇所を、いくつか発見してしまいました。
我が家は、歴代の住人が、既に必要はところは手を加えてきているので、助かっている面もありますが、古さゆえの改善点やメンテナンスで、常にバタバタしています。
このあたりのマレーシアの住宅事情は、初めて住む人にとって、多かれ少なかれストレスになるかと思います。
頼んでも、すぐには来てくれないし・・・・。
値段がそもそも違いますから、当然と言えば当然なのですが、日本の物差しで見てしまうとショックなことも多いはずです。
職人の技術の低さや知識のなさ、自分の仕事以外には関心のない無責任さ、細部への気配りの少なさ等・・・、残念ながらまだまだです。
ちょっと考えれば判りそうなことなのに!と思う事が本当に多いのです。
では、良いところは、どこかというと・・・。
やはり、一番は広さではないでしょうか。
最近は、価格上昇から、小さい間取りのものが増えてきているようですが、やはりゆったりした間取り、高い天井が魅力。それから、建物の間隔があいており、眺望が確保出来ている物件が多いことも良い点ですね。
自宅へ戻ってみると・・・・・
2~3週間前から、雨季に入ったようなKLは、毎日のように雨が降るのですが
少し開けておいたキッチンの窓から雨が吹き込み、またしても床が水浸し・・・・・。
まぁ、閉めておいても、吹き込む時もあるんですけど。
”ひさしがつけてあればずいぶん違うはずなのに!”
と毎度怒りが込み上げてきますが、後着けは許可なく簡単にできることではなく・・・。
手がかかる子供ほど可愛い と思えるような心境に達すればラクになれそうですが、まだまだその域には程遠い私達です。