人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ときめき松山 ソウルフード編



夏休みの旅行と保養を兼ねて、四国・松山に来ています。

今までは四国というと、旅行先としては、やや地味なイメージでした。
ところが来てみると、松山は、ものすご~くグルメ天国の街。

採れたての地魚、地元の新鮮で味の濃いお野菜、中心部での飲食店の密度の濃さは、日本屈指とか。
食べることにこだわりがある我が家にとって、まさにときめきの街です♪
何日でも、滞在できそう!

ほんの少しですが、その表情&雰囲気をお伝えできたらと思います。




ときめき松山 ソウルフード編_f0339434_11110463.jpg




タクシーの運転手さんに、おススメの簡単ランチのお店を聞いたところ、教えていただいたのが、こちらのお店。
地元では、かなりの有名店だそうです。
自分では、絶対入ることがないであろう路地にある地味~な佇まいの鍋焼きうどんのお店です。

メニューは、鍋焼きうどん一品のみ。
お値段は、ワンコインの500円。
お写真を撮り忘れてしまいました。
残念。。。
足りない人向けにいなり寿司のオプションがあるようですが、私が入った時にはすでに売り切れでした。

レトロなアルミのお鍋に入って出てくるのが、松山風のよう。
うどんは、とても柔らかく、いかなる麺も固めが好きな私には、ちょっとカルチャーショック!

”うーん。甘いなぁ。。。”
それが、私の率直な感想で、正直特別なものではないと感じましたが、食べながらお店の中の張り紙を見ると、
開業した曽祖父の時代から変わらない味を守っていること、当時の日本人にとって、まだ甘いものが珍しく貴重な味覚だったということ。
なるほど・・・。
時代背景を考えると、また違った味わい方があるように思い、その後は、そんな気分に浸りながらいただきました。

松山のソウルフードの一つなんですね。

地元の人のソウルフードは、よそから来た人には、必ずしも強くアピールするものではないことがありますね。
でも、お店に来ていた地元の人の年齢層の幅広さ、美味しいものを食べている時の幸せそうな表情から、世代を超えて、この”甘い鍋焼きうどん”が愛されていることが伝わって来ました。



上品で控えめな店員さんが、深々と頭を下げて見送って下さいました。
有名店でもおごらない姿勢と昭和っぽい風情に、このお店を支持する人たちが多い所以を見る思いでした。


アサヒ:愛媛県松山市湊町3-10-11
営業時間 10:00~18:00(売りきれ次第閉店)
定休日 水曜



by JKJasmine | 2015-07-15 11:20 | 旅行 | Trackback

猫と暮らすマレーシアライフ+その後の日本の暮らし


by Jasmine