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A Room With a View

ディパバリのスクールホリデーが開けました。

今回は長男の試験期間にバッチリ当たってしまったため、もともと、特に予定もありませんでした。
”家で缶詰勉強をしているのなら、いっそみんなが出かけてしまった方がはかどるのでは?”
と思い聞いてみたのですが、一人になると食事の提供がなくなるのでこたえるとか。
確かに日本のように、近所で手軽にお弁当が買えたり美味しい定食屋さんがあったりという環境ではないので仕方ないけれど、男の子二人の母としては、ラクになるのは何時の日なのかしらと、内心途方に暮れる私。。。。



この連休を通して、私の体調は今一つでした。
寝込むと言うほどではないにしろ、元気が出ない日ばかり。
そんなわけで、旅行に出かけたつもりで家事は最低限。
近くで外食したりディリバリーを利用したりしつつ、基本的に自宅に籠っておりました。

でもこういう過ごし方って、実はいつものことなのです。
皆が家を気に入っていて、ほとんど出たがらない。
眺めの良い我が家のリビングは、癒しの空間です。


住宅に求めるものは、人それぞれだと思います。
広さだったり、利便性だったり、あるいは新しさだったり・・・。

私達の場合、それはずっと眺望だったような気がしています。
その時々で優先しなければならない条件は違い、願いは叶わないこともあったけれど、眺望の良い部屋であることは、何よりのポイントでした。

結婚して以来、今の家は、実に7件目。
その昔、ロンドン在住期間、2年ほど住んだ眺望の良いフラットが、中では一番好きだったかな。
中途半端に古くて、外観的にも趣があるとは言えないモダンフラットでしたが、絵葉書のようなビューがステキなお部屋でした。
そこから見える町並みと遠くの山々。
その解放感が、当時、長男の育児に追われていた私の毎日の暮らしに癒しを与えてくれていました。
バルコニーの真下のバス停に次々と停まる赤いロンドンバスを、ずっと飽きることなく見ていた小さかった長男。
パパが降りて来たのを見つけた時は、歓声を上げて喜んでいました。
懐かしいなぁ。。。

そして、今のKLの住まいは・・・。
古さゆえ、いろいろトラブルの連続。
このコンドを、決して全ての人におススメするつもりもありません。
でも、中進国のKLにおいてながら私たちが快適に暮らせるのは、気に入った住まいに出会ったからこそなのかも知れないなぁと思います。
イギリスから帰国して以来、ずっと長いこと憧れ夢見たカーテンのいらない暮らし。
たとえ豪華でなくても、今の我が家にとっては、ここがどこよりも一番居心地の良い場所なのです。




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by JKJasmine | 2015-11-12 08:15 | マレーシア生活 | Trackback

猫と暮らすマレーシアライフ+その後の日本の暮らし


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