Breeze in Malaysia


猫と暮らすマレーシアライフ
by Jasmine
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複眼になりたくて 1

”もしかしたら、捨ててしまったかも?!”
と、不安になりつつ、本棚の奥の方をかき分けてみたら、ありました~!♪



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「女が複眼になる時」という本です。
読んだのは、もう25年も前、長男が生まれる前のことでした。
外資系企業に勤務する主人でしたので、海外で暮らすこともあるかも・・と淡い期待を抱きつつ、タイトルに魅かれ、手に取った本です。

今では、もちろん絶版です。
くしゃみが出そうな程黄ばんでしまい、とても読む気になれないほど傷んでいるのですが、捨てられることなく幾度の引っ越しにも耐え、海を渡ってマレーシアまで来ていましたよ。

ノンフィクションライター・工藤美代子さんのエッセイです。
当時、まだ、海外で暮らす女性など珍しかったころ、運命的な出会いをしたご主人とカナダで暮らすことになった彼女が、いろいろな異文化体験を経て、多様性への理解を深めていく様子が描かれています。

”単一民族の統一国家”の日本で育った筆者が、それまで身に着けた自分の価値観や習慣(=単眼)で、”世界中のあちこちから人間が吹き寄せられて出来た国”カナダ社会と向き合おうとするときに、どうにも単眼では割り切れない事態に遭遇し、複眼になる術を身に着けたという内容でした。

その成長過程が、とても印象的で、そういう経験が出来る人を、当時羨ましく思ったものです。



その後、私たちは海外赴任のチャンスを与えられ、しばらくイギリスで生活をすることになりました。
経験してみたかった海外での生活でしたが、実際は、ひたすら育児に追われる日々を過ごしました。
思えば、駐在員生活、何かと手厚く守られた部分も多く、私の経験など、大変な苦労をした彼女の足元にも及ばず・・・。

けれども、常に頭の片隅にあった”複眼”というキーワード。
海外生活を通じて、私も複眼になりたくて・・・
この言葉のおかげで、不慣れな海外生活も、前向きに楽しめたように思います。
とりわけ、カルチャーショックに遭遇した時も、気持ちを立て直すことが出来たのではないかな。

いろいろな国の人がいて、それまで自分の知らなかった習慣、文化、教育、価値観、人生があって・・・。
在英時代には、本当に多くの事を学ばせてもらいました。

そして、日本に本帰国した時には、本来見慣れたはずの周りの景色が、今までとは少し違って見えるような気がしましたよ。
しばらくは、逆異文化体験をしているようで新鮮でした。


それ以来は、ずっと東京で暮らしておりました。
日本は自分が生まれ育った国。
便利で、快適で、安心で・・・。
でも、長く住み続けるにつれ、時々、無性に恋しくなる外での生活。
振り子はだんだんと大きくなって、ついに逆方向に大きく振れることとなりました。



by JKJasmine | 2015-02-16 17:33 | 思うこと | Trackback

一時帰国で思うこと

日本への一時帰国で利用するのは、エアアジアですが、今回は今までのLCCターミナルから、新しいKLIAへ変わってから初の旅行でした。
聞きしに勝る近代的な巨大な新ターミナルで、ビックリ!
行けども行けどもお店やレストランが広がり、前泊しても良さそうなほど。
これなら、日本からのゲストが、今までのように空港に着くなり、あまりの貧相さにショックを受けることはなさそうです。


さて、深夜11時過ぎに羽田に到着し、空港から主要駅へのバスも終わってしまっていたので、京浜急行を利用してホテルまで向かうことにしました。

わずか半年ぶりの日本というのに、この間、一度も電車に乗ることがなかった私達。
その戸惑振りには、自分でも驚くほどでした。
混んでる・日本人ばかり・日本語が聞こえるということの不自然さや違和感が、今まで以上に強く感じられました。

でも、そこは日本人の私達、翌朝には、たちまち感覚を取り戻しましたよ!



どこへでも、電車を使って自由自在に行ける感動。

でも、とにかく人が多い。

そして、ターミナル駅構内のお店が,何と充実していることか。


この印象は、1週間程度の滞在では、慣れることなどありませんね。
駅を利用するたびに、毎回同じような経験をしました。

人の波に酔いながら、一本でも早い電車に乗り、時間を無駄にすることなく、買い物も済ませる。
一日で、本当に、いろいろなことがはかどります。
スゴイ充実度!



ところで・・・。

いつもながら思うのですが、日本人の勤勉振りは世界一ではないかな。
一瞬も無駄にしないかのようによく動き、愛想よく、そして優しいですね。
これほど、まわりをよく見て行動し、相手の立場に立って考えることができる国民性は、賞賛に値すると思います。

毎度、私も感動し、癒され、何て良い国なんだろうと実感するんです。♡


でも、ずっといると、その便利で快適な社会を維持するために、みんなが必死で努力をしていることに対し、切なさを感じ始めてしまう。。。
アジアの人たちって、本当にのんびりしていて、いかにしたら働かずに済むかということを、常に考えている人が多いのです。


マレーシアの人はというと・・・。
とても穏やかです。
争いを好まないのは、日本人と似ているかな。
まず、相手の立場に立つということをしませんが、お願いすると、気軽に応じてくれることも多いです。
自分もそれを求められていないと思えば、その分気楽というものです。


マレーシア生活は、確かに不便で、人をあてにできないところも多いのだけれど、ムリをせず、ひと目など気にせず、自由に生きている印象の彼らを見ていると、こういう生活も悪くないなぁ。。。と羨ましくもあります。
私たちも、しっかり影響を受け、シンプルな生活でも、充分楽しんでいます。


幸福度を測るものさしは、決して、ひとつではありませんね。



1週間の短い滞在を終え、KLに着き、飛行機を降りようとする私達を迎えてくれたのは、出口に立つ無表情のスチュワーデスと、やる気のない態度で待つ整備士の姿。044.gif(笑)

“マレーシアに戻って来たんだな~”と実感。


車窓から見るKLの街。
わずか1週間不在にしていただけなのに、懐かしくて、ホッとしました。♡
不思議と、この雰囲気に癒されるんです。

大好きなKLの街で、また、頑張っていこう!
そして、良い出会いがありますように。。。



by JKJasmine | 2014-07-17 17:47 | 思うこと | Trackback

パーマネント・トラベラー


今年の夏休みは、3年振りにヨーロッパに行きたかったのですが、いろいろ優先しなければならないことがあって、見送ることになりそうです。

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長男は、大学の勉強が忙しく、あまり長くはない夏休みを、新学期の予習に充てたりしたいようだし、次男も、英語を使った授業が、どんどん高度になるため、自宅学習等で、フォローしなければなりません。
学齢期の子どもと一緒ですから、教育や学業最優先なのは、止むをえないことですね。




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KL暮らしが、既に海外ですから、旅行気分がないことはありませんが、時々、乾燥したの夏の気候が恋しくて、出かけたくなります。
ヨーロッパ大陸の夏の光と影が織りなす光景を、懐かしく思い出します。

今日、アップした写真は、3年前の夏、シアンをお迎えする前に、家族でイタリアのトスカーナ地方を周遊した時のもの。




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点在する小さな田舎町を、クルマで何か所か回りました。
フィレンツェを拠点に、オルチャ渓谷の小さな町と世界遺産の町ピエンツァ、そしてサンジャミアーノ等を訪れました。




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ヨーロッパの個人主義的な雰囲気が大好きな私たち。
いつか、夏の間の2~3か月を、こういう田舎町で過ごしたいという夢を持つようになりました。





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当時は、家族4人で旅行するのも、あと何回あるかしらと思っていました。
その後、マレーシアに移住するなんて、思いもよらなかったのに、大学生の長男まで、方向転換をして一緒に暮らすことになろうとは・・・。








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パーマネント・トラベラーという言葉がありますね。
”永遠の旅行者”という意味においては、将来、私たち夫婦が望んでいるのは、もしかしたら、そんな暮らし方かも知れないなと思います。



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子どもたちが自立して、私たちの手を離れたら、一年のうちの何分の一かを、いくつかの拠点で過ごすという生活の仕方。
小さなヴィラを借りて自炊をしたり、旅先でいろいろな人と触れ合ったり、時には、気の合う友人たちと一緒に旅行をしたり・・・。






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贅沢な。。。と思うかも知れませんが、必ずしもお金をかけた旅行でなくてもいいのです。
自然豊かな景色と。シンプルでも美味しい食材と、楽しい会話があれば・・・。






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何時の日か、私たちの夢は叶うでしょうか・・・。
限りある人生を、こころ豊かに生きたいと願うばかりです。


by JKJasmine | 2014-05-24 22:19 | 思うこと | Trackback | Comments(2)

真央ちゃん!

浅田真央ちゃんのフリーの演技、本当に素晴らしかったですね。

ショートプログラムの失敗もあったので、ハラハラと祈るような気持ちで見ていましたが、最初の立ち姿から既に、放たれるオーラが凄かった。


まだ滑る前だというのに、その無垢な姿に、今日の真央ちゃんは、なんて素敵なんだろう と、涙が出そうでした。

置かれた逆境やプレッシャーに負けず、完璧な演技を成し遂げた彼女の姿は、本当に感動的でした。


その思いと実力が、見事に発揮されましたね。

心から拍手を送りたいです。 


また、数ある歴代のオリンピックテーマ曲の中で、私が個人的に一番好きなのは、その歌詞の内容から、ミスチルの”GIFT” なんですが、今回頑張った真央ちゃんへのオマージュのような曲だと感じました。



今回、印象的だったのは、ツイッターやネット情報として流れた各国のいろいろな人々の反応。

彼女の姿に、たくさんの人が感動をもらったり、涙したり・・・。


中には、”日本人のイメージが変わる経験をした・・・・”というようなコメントも多くあったようですね。


国を挙げて、ナショナリズムを鼓舞するものオリンピックなら、国を超えて、共通点を見いだし、評価したり共感したりするのもまた、オリンピックの成せる技ですよね。



東アジア情勢が不安定になっている中、たった一人の選手の姿が、相手国の人たちの心を動かしたり、何かを問いかけたり、考えるきっかけになる。。。

そういう事って本当に意義があって、素晴らしいことだと思います。



確かに、メダルは大事かも知れません。

周りがたとえ何と言おうと、アスリート本人たちは,目標や証として、メダルがどうしても欲しいのだと思うのです。

けれども・・・

技術的なことはもちろんのこと、今回の女子フギュアスケートで、もっとも感動を与えた選手としても、彼女は、文句なくトップクラスだったと思います。 



もし、審判以外の基準で、私達にも、採点をする権利が与えられたなら、真央ちゃんは、間違いなくメダリストの一人として、表彰台に上がっていたことでしょうね。


生涯、人の心に残り続けるスケーターとして、常に成長する姿を、私たちに見せてくれた真央ちゃん。

世界中の人に愛される彼女は、本当に美しい日本女性ですね。


また、"メダル以上の価値”と、彼女にエールを送る多くの日本人の姿を、遠くマレーシアで見ていた私。

日本人として、誇らしい気持ちでいっぱいになりました。 




by JKJasmine | 2014-02-22 15:35 | 思うこと | Trackback

1周年 (いざ移住)

一年前のこと、 海外移住を告げた時、親しい友人たちは皆、好意的に受けとめて応援してくれました。

(自分も行きたい!でも夫婦では考えが正反対なので、実現不可能と嘆いていた友人もいました。)

けれども、もし広範囲に発表していたなら、大多数は、ちょっと理解できないんだけど・・・という反応になったのかも知れません。


言葉の問題はないし、食べ物も美味しいし、すべてきちんとしている先進国の日本。

どうして、アジアへ移住なんてするの???。



もし、”日本と海外では、どちらにいるほうがラクなタイプか”と聞かれたら、たぶん私は後者だと思います。

日本は快適だし住みやすいし、大好きなんだけれど、どこかで異質な感じを持ち続け、外にでると妙に解放感を感じる、そんなタイプです。


でも、漠然とした移住願望しか持ち合わせていなかった私たちが、何故、急遽決心するに至ったかというと、それは、”タイミング”ということにつきるかと思います。

”いつやるか?今でしょ。”

大学生の長男は自立の時。   (置いていくつもりでした)

中学受験をする予定だった次男は、方向転換の時。 (どう見ても向いていない)

主人は、仕事の区切りの時。 (そろそろ、第二の人生を)

そして、私は・・・家族の事を含めた日常、閉塞感のある日本の空気から解放の時。



もともとが、日本の外にいる方がときめくタイプなので、思い切って自分たちが惹かれる方向や生き方へ舵を切ることによって、これからの人生を充実したものにできるのでは・・・・とポジティブに思えてきました。


震災後、毎日が当たり前のように来るわけではないと気づかされました。

悔いのない毎日と、日々刺激のある生活と、家族で過ごすゆっくりとした時間を、少し前倒しに出来たらいいなと思うようになりました。

ならば、少しでも若いうちが良いかも知れないと・・・。



年をとったからなのか成長したのか解りませんが、最近では肩の力が抜け、自分たちに本当に必要なものが見えてきたように感じています。

便利さやスピードを競う、日本のような高度に整った社会でなくても、モノで溢れた選択肢の多い生活でなくても、ペースダウンしても何とかやっていける場所なら、ゆっくり流れる時間があるなら、それも幸せ!


かくして、マレーシアへの興味が膨らんでいったのでした。





by JKJasmine | 2013-11-07 17:58 | 思うこと | Trackback

ご無沙汰です

久しぶりのブログ更新となりました。

さぼっていたといえば、さぼっていたし、忙しかったといえばそうでした。

とにかく、いろいろな事がありまして、何を書いて良いかわからなかったというのが、正直なところです。


この2か月あまりのことは、"いつか本にできるかも"というほど濃いものでしたが、機会を見つけてちょっとずつ書けたら良いなと思っています。



さて、7月は、長男の入院騒動に終始しました。

本当に多くの出会いがあり、お世話になった方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。

ブログをお休みしていたことを気にかけて下さり、メッセージを頂いた方々、ありがとうございます。

お陰様で、彼もとても元気になりましたし、すっかりKLが気に入り、今では、こちらに残って勉強をする道を模索しています。


次男は、やはり転校することになり、今度はもっとちゃんとしたインターなので(?)、主人と英語の勉強を頑張っています。



この間、誕生日が来た私は、また一つ年を重ねましたが、それ以外は変わっていないかな。

そうそう、家族が一人増えただけなのに家事や用事が増え、なんだかとっても忙しくなってしまいました。

それが、ブログ更新をさぼっている言い訳でもあるのですが、たぶん、これからものんびりペースになるかと思います。


”ブログ書いてる時間あったら、英語やれ~”むかっともう一人の自分が叫んでいますので・・・。



by JKJasmine | 2013-08-21 15:17 | 思うこと | Trackback

近況報告

ブログを書き始めて2か月弱。

書きたい気持ちが後押しして、ちょっと頑張って,更新して来ました。

移住に興味を持っている方に、少しでもお役にたてればという気持ちから、いくつかのテーマも選びました。


最近では、それも一段落してきたので、これからはペースダウンして、ゆっくり気長に続けていこうと思います。

KLには、いろいろな方が、次々と視察にやってきます。

人を介して、学校のご相談を受けたり、移住希望のご家族とお会いしたりもしました。

また、最近では移住して来た人達と、家族ぐるみでのお付き合いも始まり、生活にも彩が出てきました。音譜


幅広い年齢層、職業、バックグラウンド・・・どれをとっても、日本ではなかなか知り合えなかった人たちです。

中には、今まで自分がいた環境と真逆の人生経験を経てきている人もいたりして、自分的にどうバランスを取ってよいのか困った挙句、新しい引き出しを作ったり・・・そんな日々で、刺激に溢れています。



でも、共通して言えるのは、”思い切って日本を出て来た(来る)”ということ。


みな、日本の良い面も悪い面も理解し、日本が好きでも嫌いでもあり、正解がないことも重々承知で、でも、どうしても行動せずにはいられなかった、”自由で、我慢が苦手な者たち”。


すでに移住完了組でも、滞在歴は、長い人でも一年半未満。

私たちは、それぞれ苦労しながら、こちらの生活を軌道に乗せようとしている”新参者”です。

そうそう、自分で決めたことだから、ほとんど不平不満を口にしないのも、共通点かなと思います。



特に、若い世代の人:。この人たちは、本当にパワフルです。目

何もないところから、必死で仕事を生み出し、マレーシアでの生活の糧を得ようとしている姿は華僑ならぬ”和僑”という言葉がぴったりです。


このような生き方、仕事の仕方は、これからは当たり前になっていくかも知れませんが、先陣を切って行動している勇気には、心から拍手ですよね。 

特に30代の人たちは、それだけ迷える世代なのでしょう。


彼らのバイタリテイーを見ていると、日本で自分たちが受けた教育、~たとえば受験勉強のように~学んだことの多くは、もはやあまり役に立たず、体当たりで、人の中で揉まれてきた経験を積んできた人が強い時代のように思えます。

若いころは、迷ったり、つまずいたり、本当に自分がしたいと思うことに出会えなかった人たちが、ずっとずっと後になってから、自分の興味あることに出会った時、あるいは必要に迫られた時に、信じられないパワーを発揮する事だってある!ということを、彼らは教えてくれます。



そういう意味では、人が、各自受けた教育や経験なんて、いつどんな形で出てくるのか誰にもわからないと思います。

一見遠回りでも、自分なりに行動し、責任を取って来た事の積み重ねこそが、実は大切なんだと実感しています。


(彼らの一人が言うに、テストで良い点を取ることよりも、赤点を取ったことを、どうやって言い訳するか必死で考えることのほうがずっと大事!と。叫び



これからの世の中は、予測のつかない事態との遭遇の時代。教科書なんてありません。

そんな中で、風を読み、舵を切れる人~自分で考え、判断して、生き抜いて行ける人が求められていると思うのです。

世界はどんどん変化しています。

そして、アジアは、もう繋がっています。



さて、そんな人たちの傍らで、世代の違う我が家は、比較的マイペースにやっています。

いい加減、暇を持て余しているだろうと心配(?)して下さる人も出てきているのですが、すべきことが次々とあって、それなりに忙しくしております。

ゴルフもテニスもまだ一度も・・・。汗


"悠々自適"と言いたいところですが、我が家は、子育て世代でもありますので、試行錯誤と軌道修正中。

子供のバックアップの必要性も、当分続きそうです。

けれども、前向きな将来の目標があることは、自分たちにとっては幸せなことです。



10年後の様子までは、さすがにわかりませんが、今の生活が気に入っているので、しばらくは滞在することになるかと思います。


引退世代と和僑世代の狭間で、ちょっと淋しいマイノリティーなので、あとは、お仲間が増えてくれれば、さらに嬉しいですね。合格



おそらく、これからは、今まで以上に、海を渡る日本人は増えてくると思います。

なぜなら、KLにいると、世界の広さを体感でき、のびやかに暮らせると感じる人が多いから・・・。









by JKJasmine | 2013-05-14 18:26 | 思うこと | Trackback

帰りたくない理由

少し前までは、マレーシア移住といえば、年金生活を送るシニア世代に限られていたのかも知れませんが、最近は、若年齢化が進み、20代、30代の方たちも増えてきているそうです。


若くして移住を決めた理由は、人それぞれのようです。

マレーシアへのゆかり、こどもの教育、仕事や健康上の理由、日本の将来についての様々な不安感・・・etc。

それこそ、一大決心ですよね。

いろいろな障害を乗り越えてのことと思います。

半分リタイア生活の我が家には、とてもそこまでは・・・と思う方もいます。


たとえ理由はみな違っても、ある意味で、世界一快適な日本を離れての移住生活。

いざ暮らしてみると、想定外の大変さが次々起こってきます。

多少の不便さは覚悟してきたとしても、治安や安全面のこととなると、日々、緊張を強いられます。



人が思うように動いてくれないマレーシアでは、日本での常識がいちいち通用しないし、トラブルに巻きこまれたりすることも、多々あります。

車社会なので、自由に電車や徒歩でお出かけすることなんて出来ないし、 頼みのタクシーや道で,怖い思いをした人も知っています。


でも、マレーシアの良いところを見つけて、暮らす幸せを感じつつ、大変さを乗り越えて、この国に何とか留まろうとしている人たちに皆共通するのは、強いこだわりや危機感などの、”どうしても帰りたくない理由”があることのように感じます。




そのむかし、駐在でロンドンにいた時、幼稚園のママ友に、クロアチア出身の人がいました。

内戦の混乱から飛び出してきたようでしたが、母国を悪く言うこともなく、いつも明るい気丈な人でした。

(東欧の人って、そういうタフなイメージが強いです)


高級住宅地の一角の質素なフラットに、自分の荷物をほとんど持たずに、その家族は暮らしていたのですが、しばらくすると、”ここでは、(高学歴の)主人に見合う仕事が見つからないから。”と言って,スーツケース程度の荷物を持って、友人を頼って、サンフランシスコへ引っ越していきました。


当時、私たち日本人のほとんど誰もが、そんな発想を持っていなかったので、その潔さには正直驚きましたが、今でもその時の情景が、私の脳裏に焼きついています。



そして、今。

時代は、変わっているのですね。

たくさんの人が自分の意思で日本を離れているのですから。



多民族国家マレーシア。

共存する様々な人種、人種間の壁や階層、宗教・文化の違いなど、日本ではほとんど意識しなかったことが多すぎて、いろいろ学ぶこともあり、今のところ、毎日が刺激的で楽しいです。



この国には、とてつもなく豊かな暮らしをしている人も多くいる一方で、社会の底辺で、貧しい暮らしを強いられている人もたくさんいます。

けれども、社会の不条理に阻まれたりして思うような仕事につけない人の中にも、不満げに投げやりに生きている人もいれば、大らかにハッピーに生きている人もいます。

いろんな人達がいて、いろんな人生があって、いろんな価値観があります。

そして、それに加えて、日々感じる日本とのギャップ・・・。



この国にいると、移住してきたことが良いことかどうなのか、判らなくなるときがあります。

日本人であることが、幸せなのかそうではないのか、考えてしまうこともあります。


でも、人生は一度きり。

マレーシアが好きで、自分なりの”正解”を探しているうちは、きっと我が家もKLに住み続けていくのかも知れないな・・・

そんなことを、最近思っている私です。桜





by JKJasmine | 2013-03-23 15:52 | 思うこと | Trackback

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