ミステリー 携帯電話の行方
2013年 03月 26日
昨日、息子が、学校帰りのスクールバンの中で、携帯電話を忘れてしまいまいた。
翌日、そのことを友だちに教えてもらって気づき、運転手さんにもこの事を伝え、探してもらいましたが、”なかった。。”との返事でした。
先月、別のお子さんにも、全く同じことが起きていたばかりです。
また、先日も学校で、クラスメートの腕時計がなくなるという事件があり、直後に先生が生徒に情報を求めましたが、この時も見つかりませんでした。
(他の学校でも、なくなったものが出てくることというはなく、学校も関知しないそうです。)
もともと、今回の件は、息子の置き忘れが原因ですから、反省すべきは本人であり、たとえ、見つからなくても仕方がありません。
ましてや、ここは日本ではないのですし。
でも・・・。置き忘れたのが、駅やデパートや公園などではなく、普段の生活の場であったことが、心に引っかかってしまいました。
ちょっと、ミステリアスではありませんか?
* 7~8名しかいないほとんど密室で起きている
* みんな、なくなった事実を知っている
* 置き忘れを目撃した子が複数いながらも、みなその後のことを知らない
* 瞬く間に、事件が風化する・・・・・ などなど。
個々の状況については、その場にいなかったので、良くはわかりませんが、やっぱり不思議です・・・・・。
そこで、思い出したのが、先日乗ったタクシーの運転手さん(華人)が言っていたこと。
”驚くべきことに日本は違うみたいだけど、マレーシアでは、置き忘れたものは、絶対に出ないよ。 トイレに置き忘れた場合、1分以内に戻ればまだ用を足している人が中にいて間に合うかも知れないけど、5分後だったらもう絶対にない!!”
今思うと、深い・・。
日本とは違う他人の物への感覚。
小学校低学年のお子さんを持つママから聞いた話でも、学校で、たとえ名前が書いてあるものでも、悪気なく使ったり、そのまま返してくれない子供が多いとか。
親もとやかく言わないそうだし。
もちろん、国のによって多少の違いこそあれ、一歩日本を出たら、大人も子供も関係なく、人の手を離れたものは、持ち主はいないも同様なのでしょう。
基本的に、自分が興味がないものなら、その後の関心もないのだと思います。
あの携帯電話。
いまごろ、どこでどうなっているのやら。
でも、もう忘れよう。
それから、家族で、もっと緊張感を持たなきゃ。