あのオムライスを再び
2019年 05月 29日
かつてハタマスショッピングセンターにあった日本風洋食屋さんのLA YOSHI。
ある時、突然閉店してしまい、当時はショックを受けたものでした。
コロッケやチキンソテーカレーライスなどなど、いわゆる洋食メニューが豊富なレストランでしたが、我が家はとくにオムライスのファンでした。
移住して間もない頃、日本の洋食が恋しくなると出かけていた場所。
チャイニーズのご夫婦が経営していて、メニューに日本語表記はあっても日本語は通じず笑顔も少なかったけれど、職人気質風のシェフに昭和の日本人の姿を重ねて見ておりました。
オリジナルの味を日本人シェフが伝えても、ローカルの作り手が手を加えてしまい次第に味がどんどん変化してしまうところが多い中、キッチリとご飯の量を計り同量のケチャップがのっていたここのオムライスの味は、いつ食べても同じ味が保証されていて、とっても美味しかった!
お客さんの日本人率は低かったけれど、実はLA YOSHIのファンだったという方、多かったのではないかな。
でも、KLには日本人人口が少ないので、とっても美味しいのにいつも空いていました。
このような本格的に日本人向けクオリティーのお店は、味覚の違うローカルの人達にはなかなかその良さを理解されにくいのです。。。
LA YOSHI のルーツは、マメゾンという名古屋を拠点にするお店のようでした。
今回、ISETAN LOT10 中にMA MAISON(トンカツ屋さんのまめとんも同系列)が入店し、そこでオムライスが提供されると聞き、期待して出かけて来ました。
以前の店舗の内装をそのままに、ゆる〜く開店していましたよ。
もちろんトンカツも主力メニューです。
こちらは、デミグラスソースのオムライス。
ひとつひとつご飯からケチャップライスを作り、ふわふわの玉子でコーテイングした丁寧なお味。
美味しいです〜。
期待のケチャップオムライスは、トッピングのケチャップが当時とは別物なのが残念です。
以前の赤くて濃厚なケチャップが決め手になっていたので。。。
でも、十分に美味しくて日本クオリティーだと思います。
なぜか、まめとんチックなキャベツとお味噌汁、お新香付き。笑
海外で無性に恋しくなるオムライス。
また美味しいお店が出来て、嬉しい限りです。
私はどうしてもあのノスタルジックな雰囲気でいただいた光景が忘れられずいるのだけど、移り変わりの激しいマレーシアのお店事情の中で戻って来てくれたことに感謝ですね。
by JKJasmine
| 2019-05-29 08:10
| ランチ
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